「リボベジ(リボーンベジタブル)」とは、普段は捨ててしまう野菜の根元やヘタを使って再び育てる再生栽培のこと。環境にも優しく、節約にもなることから、近年注目を集めています。
この記事では、リボベジに向いてる野菜と失敗しないやり方を詳しくご紹介します。
リボベジとは?
リボベジは「リボーン(再生する)」と「ベジタブル(野菜)」を組み合わせた造語。
調理した後にでた野菜のヘタや根っこを水に浸けたり、土に植えたりすることで、再び育てて収穫を楽しむことができます。
リボベジのおすすめ野菜5選【初心者向け】
小ネギ(万能ねぎ)
- 再生しやすさ:★★★★★
- 切った根元を水に浸けるだけで、1週間ほどで新しい葉が伸びてきます。
少人数の家族や、薬味に少しだけ使いたいときには便利ですよね!
豆苗
- 再生しやすさ:★★★★★
- 根が付いた状態で販売されているので、切り取ったあと水に浸ければ再収穫が可能。
2回目まではうまく育ちます。
根っこギリギリで切ると、育ちにくいので、脇目の少し上あたりで切るようにしましょう。
レタス(特にリーフレタス)
- 再生しやすさ:★★★★☆
- 根元を水に浸けておくと、中心から新しい葉が出てきます。
根が出たレタスは、土に植え替えると水栽培よりも育ちやすくなります。
大根の葉部分
- 再生しやすさ:★★★★☆
- 大根の上部を2~3cm残して水に浸すと、葉が再生してきます。
サラダや炒め物に使えて便利。
セロリ
- 再生しやすさ:★★★☆☆
- 根元を水に浸けておくと中心から新芽が出てきます。
セロリも根が出てきたら、レタス同様、土に植え替えると水栽培よりも育ちやすくなります。
リボベジのやり方【基本手順】
ステップ1:野菜の根元やヘタをカット
再生させたい部分(根元や芯)を2〜3cmほど残して切り取ります。
ステップ2:容器に水を入れる
平らな容器やコップなどに少量の水を入れ、カットした野菜の根元を浸けます。
※水の量は根が浸かる程度がベスト。完全に沈めると腐りやすくなります。
ステップ3:日当たりの良い場所に置く
キッチンの窓辺など、日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。
ステップ4:水を毎日交換
腐敗を防ぐために毎日水を交換してください。
雑菌の繁殖を防ぐことで、野菜が健康に育ちます。
ステップ5:必要に応じて土へ植え替える
長期的に育てたい場合は、ある程度芽が出たらプランターや鉢に植え替えるとさらに育ちやすくなります。
リボベジのコツと注意点
まとめ
リボベジは、手軽に始められるエコな栽培方法です。
特に小ネギや豆苗のような再生しやすい野菜からチャレンジすると、初心者でも失敗しにくいですよ。
キッチンにちょっとした「グリーン」を取り入れることで、見た目にも癒され、暮らしに彩りが加わります。
ぜひ今日から、リボベジ生活を始めてみてください!
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