先日、保有している、西日本旅客鉄道(株)から株主優待が届きました。
その優待の中のひとつの「株主優待鉄道割引券」は、JR西日本のエリア内で片道の運賃、料金などが50%オフになる魅力的な優待です。
しかし、間違った使い方をしてしまうと逆に高くなってしまう場合もあり、注意が必要なんです!
「JR西日本の株主優待の割引券を使える区間はどこまで?」
「どう使えばお得?」
など、思うことはありませんか?
本記事では、優待の取得条件から対象区間や有効期限、使用時の注意点など詳しく解説します。
JR西日本の株主優待の割引券をお得に活用して下さい!
JR西日本の株主優待鉄道割引券とは?

JR西日本の「株主優待鉄道割引券」とは、片道乗車券の運賃と特急券・指定席券・グリーン券の料金、その片方、もしくは運賃・料金の両方が50%割引になるお得な鉄道割引券です。
JR西日本の株主優待はいくつかあるのですが、そのひとつが株主優待鉄道割引券です。
JR西日本の株主優待は、毎年3月末時点で100株以上保有する株主に対し提供されます。
- JR西日本鉄道割引
- 京都鉄道博物館入館割引券
- JR西日本グループ割引券
- WESTERポイント 1000ポイント( 100株以上を継続して3年以上保有かつ、直近の3月31日時点で200株以上保有)
取得条件と枚数の目安
鉄道割引券が配布される枚数は、保有株数に応じて異なります(2025年10月時点、株式分割後):
保有株数 | 枚数(継続保有3年未満) | 継続3年以上の場合 |
---|---|---|
100株〜399株 | 1枚 | − |
400〜599株 | 2枚 | − |
600〜799株 | 3枚 | 1枚追加(合計4枚) |
800〜999株 | 4枚 | +1枚 |
1,000〜1,199株 | 5枚 | +2枚 |
以降 … | … | … |
※40,000株以上では最大100枚+追加
また、2025年3月末から、株主優待制度に「WESTERポイント1000ポイント(1pt=1円相当)」( 100株以上を継続して3年以上保有かつ、直近の3月31日時点で200株以上保有)が追加されました。
こちらも同時に使用すると、一段とお得になります!
有効期間と発送時期
- 有効期間: 7月1日〜翌年6月30日(ゴールデンウィーク・お盆・年末年始も利用可能)
- 発送時期:通常、6月下旬に前年度の株主名簿に記載された株主に送付
対象区間(区間)と利用可能路線

優待券が使える「区間」「路線」は以下のとおりです。
- JR西日本営業路線全域
- 山陽新幹線(新大阪〜博多)および北陸新幹線(上越妙高〜敦賀間)
- 他社線とのまたがりは不可 → JR他社区間は別途通常運賃が必要
同じ行先でも新幹線と在来線で会社が違い、優待が適応されない場合もあるので気をつけてください!
米原~新大阪 | 新幹線 | × JR他社 |
米原~新大阪 | 在来線 | 〇 JR西 |
下関~博多 | 在来線 | × JR他社 |
新下関~博多 | 新幹線 | 〇 JR西 |
利用できる購入方法
ただし、片道区間内で特急券などの料金は最大4列車まで(みどりの券売機では3列車まで)なのでご注意を!
利用上の注意点

上越妙高、南小谷、亀山の3つの駅はJR他社の駅になるから気をつけて!
まとめ:区間を知り、使いこなす!
JR西日本の株主優待鉄道割引券は、株式初心者でも100株から始められるお得な優待です。
JR他社路線が交わったところがあったり、購入時に縛りがあるところには注意が必要ですが、片道料金が半額になるのはうれしいですよね!
購入前に路線の確認などをし、株式優待鉄道割引券を上手に使って、“乗り得”旅を満喫してください!
※本記事は2025年6月時点の制度に基づいています。最新情報はJR西日本公式IR情報をご確認ください。
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