食欲が落ちがちな夏の暑い日、お漬物があればご飯が食べやすくなりますよね。
この時期、旬のきゅうりの漬物を冷蔵庫に常備されている方も多いはず。
そんなきゅうりの漬物ですが、つい作りすぎてしまったり、しょっぱくなって食べられない、といつの間にか冷蔵庫の隅に放置状態…なんてことはありませんか?
そんなとき、きゅうりの漬物って冷凍保存できないのかな?と思ったことはないですか?
実は、ちょっとした工夫できゅうりの漬物は冷凍保存できちゃうんです。
この記事では、冷凍保存の正しい方法から、おいしさをキープするコツまで、詳しく解説していきます。
きゅうりの漬物は冷凍できるの?
冷凍保存はできるが「向き・不向き」がある
結論から言うときゅうりの漬物は冷凍可能です。

きゅうりは水分を多く含む野菜だから、冷凍できない印象だけど、漬物は冷凍保存できるんだね!

冷凍保存できるんだけど、漬け方や味付けによっては、解凍後に風味や食感が落ちることもあるのよ。
冷凍に向いている漬物の種類
冷凍に向かない漬物の種類
きゅうりの漬物を冷凍する正しい方法

ステップ1:水気をしっかり切る
漬物に含まれる水分が多いと、冷凍時に霜が付きやすく、食感も悪くなります。
冷凍する前に、キッチンペーパーなどでしっかり水気を取りましょう。
ステップ2:食べやすいサイズにカットして小分け
冷凍前に、あらかじめ食べやすいサイズにカットし、小分けしておくのがおすすめです。
これにより、解凍後すぐに使えて便利になります。
ステップ3:密閉して冷凍庫へ
冷凍庫内での乾燥や匂い移りを防ぐために、二重に密封するのも◎です。
ステップ4:保存期間は1ヶ月以内が目安
冷凍したきゅうりの漬物は、1ヶ月以内を目安に食べきりましょう。
長期間保存すると、食感や風味が著しく劣化することがあります。
解凍方法と美味しく食べるコツ

自然解凍が基本!
冷凍した漬物は、前日に冷蔵庫に移して自然解凍するのがベスト。
もしくは、保存袋に入れたまま水につけて解凍すると、自然解凍より早く解凍できます。
この時、お湯を使うと食感がなくなってしまうので、水で解凍してくださいね。

解凍に電子レンジを使うのも、やめて下さい!
電子レンジは早く解凍できそうですが、水分が抜けすぎてしまい、ベチャッとした食感になりやすいのでおすすめしません。
味が落ちたときは「再漬け」や「アレンジ」でカバー
冷凍によって少し味や食感が変わってしまっても、再度味付けをして復活させることができます。
再漬けのアイデア
酢・砂糖・しょうゆを少量加えて即席ピクルス風に
ごま油・唐辛子・にんにくで韓国風に
塩昆布や梅肉と和えるとご飯が進む一品に
アレンジレシピ例
冷やし中華のトッピング
チャーハンや炒め物に加える
刻んでタルタルソースやポテトサラダにIN
解凍後の漬物はそのまま食べるよりも、料理のアクセントとして使うのが美味しく使うコツです。
冷凍保存のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
食材を無駄にせず、長持ちさせられる | 食感が少し柔らかくなる |
常備菜としてストックしておける | 漬け汁が分離することがある |
調理の時短になる | 解凍後は再冷凍不可、早めに消費が必要 |
まとめ|きゅうりの漬物は冷凍できる!でもコツが大事
きゅうりの漬物は、工夫次第で冷凍保存が可能です。
特に浅漬けや酢漬けなら、風味を保ったまま美味しく保存できます。
冷凍する際は、「水分をしっかり切る・密閉する・早めに食べる」の3点を守ることが大切。
そして、解凍後はそのまま食べるだけでなく、アレンジ料理にも活用するのがおすすめです。
冷蔵庫に残ったきゅうりの漬物は捨てないで、ぜひ冷凍という選択肢を試してみてくださいね!
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