トロピカルフルーツの王様とも称されるマンゴー。
芳醇な甘さととろけるような食感で、子どもから大人まで幅広い世代に人気ですよね。
旬の時期にしっかりと食べ頃を見極めて食べると、そのおいしさは格別です。
そんなマンゴーですが、いざ食べようと思ったとき、
「食べごろの見分け方って?」
「切り方はどう切ればいい?」
って思いませんか?
この記事では、マンゴーの食べ頃の見分け方や、果汁を無駄にせずに食べられる正しい切り方について詳しく解説します。
マンゴーをもっと楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
マンゴーの食べ頃の見分け方

マンゴーは追熟する果物なので、店頭で購入したときに硬めでも、数日間常温で置いておくことで完熟に近づきます。
食べ頃サイン①:香り
完熟のマンゴーは、甘い香りが強く立ちます。
ヘタの部分から特に香りが出ている場合は、食べ頃のサインです。
食べ頃サイン②:皮の状態
表面のブルームといわれる白い粉がなくなり、しっとりしてきます。
- 赤い品種(アップルマンゴー)は全体が赤く色づき、ツヤが出てきます。
- 黄色・緑系の品種(ペリカン、キーツ)は色の変化が少ないため、香りや手触りで見分けます。

皮に黒い斑点が出てるんだけど大丈夫かな?

バナナのようにうっすら黒い斑点がでてたら、食べ頃の合図だから早く食べてね!
切ってみて、中身がキレイだと大丈夫。
同じ黒い斑点でも、中身が黒くなってる時は食べないで!
食べ頃サイン③:触感
指でそっと押したときに、やや弾力がある程度がベスト。
硬すぎる場合は未熟、柔らかすぎる場合は過熟の可能性があります。
マンゴーの正しい切り方
マンゴーの切り方にはコツがあります。
果汁を無駄にせず、見た目も美しくカットできる方法を紹介します。
ステップ①:中心の種を避けてカット

- マンゴーの縦長の面を上にしてまな板に置きます。
- 中心の平たい種を避けるように、両端を縦にスライスします。
マンゴーの種は平たいので、「中心の種つき部分」は両端部分より若干細めの割合で切るといいです。
これで、「左右の果肉」と「中心の種つき部分」の3つに分かれます。
ステップ②:果肉に切り込みを入れる

- 果肉部分(左右のスライス)に格子状の切り込みを入れます。
- 皮まで切らないように注意。
ステップ③:スプーン or カットで取り出す

- 切り込みを入れた面を裏返して、皮を押し出すと華やかな「花咲カット」になります。
- スプーンですくっても良いですし、そのままナイフで切ってお皿に盛りつけてもOK。
食べやすい切り方

3等分にした後、両端の部分を半月切りにし、皮をむく。
りんごのように食べやすいです。
ステップ④:種の部分

3等分にした真ん中の種の部分も果肉がついてるので、こちらも食べやすいように切りましょう。
1.周りの皮をむきます。
2.種の周りについている身を種に沿って斜めに切ります。裏返して、また同じように切ります。
ちなみに、マンゴーの種は薄くて平べったい形です。


マンゴーの皮は食べれる?

基本的に皮は食べません。
渋みやアレルギーの原因になることもあるので、果肉だけ食べてね!
マンゴーの種類と旬の時期
マンゴーにはいくつかの品種があり、それぞれに旬があります。
以下は主な品種とその特徴です。
アップルマンゴー(アーウィン種)
- 日本国内で最も流通している品種。
- 皮が赤く色づき、果肉はとろけるように柔らかい。
- 旬:5月~7月(沖縄・宮崎など)
ペリカンマンゴー(ナンドクマイ種)
- 黄色い果皮で、やや繊維が少なめ。
- タイ産など輸入が多く、香りが強め。
- 旬:4月~8月
キーツマンゴー
- 緑色の皮で、完熟しても色が変わりにくい。
- 果肉が濃厚で甘みが強い。
- 旬:8月~9月(比較的遅め)
【注意】マンゴーの保存方法
完熟マンゴーは傷みやすいため、保存にも注意が必要です。
未熟な場合
- 常温保存(直射日光を避ける)
- 香りが出て柔らかくなるまで追熟させましょう。

バナナやリンゴと一緒に袋に入れておくと、エチレンガスの効果で早く熟すよ!
完熟後
- 冷蔵庫の野菜室で保存(2〜3日以内に食べる)
- カット後はラップや密閉容器で冷蔵し、なるべく早めに食べましょう。
まとめ:マンゴーは「食べ頃」と「切り方」で美味しさ倍増!
マンゴーはちょっとした見分け方や切り方を知るだけで、格段においしく楽しめます。
- 香り・色・触感で食べ頃を判断
- 種を避けて切る「スリースライス法」
- 花咲カットで見た目も映える
- 完熟後は早めに冷蔵・消費
これからマンゴーを食べる方は、ぜひこの記事を参考にして「ベストなタイミング」と「正しい切り方」で、旬の味わいを堪能してくださいね。
コメント